トレーニング後の回復について トレーニングは休息と筋力の回復が大事です。充分な休息と筋力の回復で強くなっていきます。

白血球のはたらき

パーソナルトレーニングをした翌日に、クレアチンキナーゼ(CK)のピークがくることを不思議に思う人もいるかもしれません。では、トレーニング後の体には、いったいどのようなことが起きているのでしょうか。

ランニングを行うと、体は「緊急事態」というような状態になります。交感神経が刺激されて、筋肉への血流が増加。反対に消化管への血流は減少します。さらに、筋肉では新たにモノを作る同化作用が停止し、蓄えていたグリコーゲンやタンパクを分解してグルタミンとして全身へ供給するようになります。

このような「緊急事態」においては、免疫細胞も刺激され、活性化した白血球が骨髄から血液中に流れ出します。ハーフマラソンなどをした後には、白血球の数が急上昇し、これは風邪をひいたり、ケガをしたりしたときと同じくらいの数になります。つまり、体はランニングの刺激を、外部から攻撃されているととらえて反応してしまっているということです。

ランニング際に増えた白血球は、全身を巡りながら外敵を探します。しかし、ただランニングをしているだけで攻撃を受けているわけではありませんので、白血球が戦うべきといえる相手がいないことになります。それでも白血球は、細胞が破壊されて中身が飛び出しているところを見つけます。それが、ランニングによって筋線維が損傷した筋肉というわけです。

白血球は筋損傷の起きている場所に集結し、見えない外敵を攻撃し始めることによって炎症が引き起こされるようです。